新車と中古車で最も異なる点は、人気そのものが価格に反映します。逆に人気がない車種だと価格がつきづらくもなります。新車では人気が高い車は、納車期間が長くなることはあっても、値引き額が少なくなることはありますが、車両本体価格が高くなるということはないです。
ですが、中古車市場の場合は、同じカテゴリーで人気の高いクルマと人気な車では新車価格がほぼ同じであったとしても、販売価格に大きな変動が出ます。これが【人気】という不確定要素が中古車の価格に影響してくる難しい市場でもあります。
この中古車の価格決定のメカニズムは需要と供給のバランスによって変動する、不動産や仮想通貨などのようなもの。
特に生産終了した絶版車はプレミアになってしまう事もあり、市場に出回る中古車の母数が限られてしまう。すなわち供給量が決まっているものに、多くの人が欲しい!と言えば、オークションのように価格が高騰して高額になります。
中古車は現在オークションでの価格が下取りや買取の相場の価格となります。したがってオークション価格が高額な車は下取りや買取価格が高くなったりしますので、値落ちしない車は、どんなものなのか??ベスト5選を詳しくご紹介します。
Contents
買取時値段が落ちない車ベスト5選
中古車の価値は車種によって大きく異なるので、しかし、人気の高い車の場合、所有者は手放す時に「この車を購入して良かったな!」という歓びを噛みしめられるのである。
もちろん中古車の購入時でも、3年後などの乗り換えに向けて【この車にしよう!!】という判断基準にしても面白いです。
当然ですが、高い査定価格になれば、次のクルマの購入資金になり、乗り替えもスムーズになりますし何よりうれしいです!!
そこで、今回は色々な車の中から、残価率等の高い「値段落ちしにくい車」5車種をピックアップした。所有しているときだけでなく、手放す時にも満足度の高いクルマを紹介しよう。
ランドクルーザープラド
現行型ランドクルーザープラドは登場し、すでに10年以上も販売している。安定した人気を誇っている
まずは、人気上昇中のカテゴリーであるSUVの中から、値落ちしない車として取り上げるのは、トヨタ ランドクルーザープラドです。
現行モデルはすでに10年以上も販売されているロングセラーモデルにも関わらず安定した人気を誇っている。その人気はもちろん買取価格にも反映されていて高額な推移です。
ディーゼルエンジンを搭載した最上級グレードの「TZ-G」は、より値段が落ちずらいです。
GT-R
スポーツカーの中から、日産 GT-Rをピックアップする。GT-Rも2007年10月に登場して、早くも14年が経過しました。
年月を重ねるとともに、進化を遂げており現在の新車価格はすべて1000万円を超えているが、その中で売れ筋のプレミアムエディションこちらも値段が下がりにくくオススメな車になります。
S660
2015年3月に登場した際には、受注が殺到し納車まで1年掛かるという大人気モデルとなった軽オープンカーのS660になります。
2020年1月に初のマイナーチェンジなどを行ったが、外観デザインの変更は小規模に留まったため、マイナーチェンジの影響は少しあるものの、主力グレードのαの新車価格は232万1000円と軽自動車の中でトップクラスの高額車だ。
ランクルやGTRよりは、劣ってしまうが、それでも値崩れしない高水準の車になります。
WRX S4
現在市場では、数少なくなったスポーティセダンのスバルWRX S4です。
MT車しか設定されていなかった硬派モデルのWRX STIは残念ながら2019年に生産終了となってしまいスバルのスポーツモデルの頂点となったのがこのWRX S4です。
最高出力300psの2L水平対向4気筒ターボエンジン搭載車は今後貴重な存在になるはずなので、これから購入しても高い水準の値段はキープしそうです。
ジムニー
スズキ ジムニー。実はジムニーは数ある車種の中でもポルシェ911と並んで、値落ちしないクルマと言われています!!
ジムニーは、2018年に世代交代したにも関わらず、高額買取水準を保ちます。現行型ジムニーも旧型と同様の数値もしくはそれ以上の残価率を示す可能性があります。
ジムニーは世代交代しているにも関わらずこの高い水準は、驚異的としか言い様がない高級車レベルです。
もちろん爆発的な人気となっている現行型ジムニーはこの数値と同じくらいの水準に保つ可能性は、大です。
中古車を購入する場合は、やはり人気の高い車を購入したほうが、リセールバリューが高くなる傾向はある。しかし、3年後、5年後の人気は変わっている可能性も高いことも理解してください。
【スポーツカータイプ】は、MT車の方が高額買取!?
中古車販売のオークション等を眺めていたら、すごい事に気付きました。ATの車も記載されているスポーツカーの中古車相場を見ていると、MTの価格が異常と思えるほど相場が高くなっているんです。。。
そういえば、中古車市場で販売されている知人が、スポーツカーの【MT車】の価格が高騰していて数が少ないからだよ!と聞きました。 今も昔も、国産車と輸入車のスポーツカーのMTは、やはり自分の意志でクルマを操れるMTのほうがいいという人が多く、そして一度買ったら長く所有する人が多い、なので。なかなか市場に出回らない関係で価格が高水準なのです。
例)マツダRX-7(FD3S型)/MTとATの価格差なんと400万円以上だったり、ホンダ初代NSX/MTとATの価格差は400万円以上です。
MTでクルマを自由自在に操ることの楽しみを覚えている方にとって、趣味のクルマならMTで、と考える気持ちはとても強く理解できる。
ここまで読んでいただいたら、MT車は現在非常に高く評価されていることがお分かりになったと思う。今現在MTのスポーツカーに乗っている方は、大切に乗られることをお勧めしたい。
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